◆ 「ハクサンイチゲ」の花は小型ですが、全草の大きさ、形、美しさ、また群生する様子を見ると、やはり「立山・剣岳」のお花畑でも、まず主役を演ずる花に間違いないでしょう。 名前の由来は「一華草」の仲間からだそうですが、この花は茎頂に数個の花をつけます。 今回、たくさんの写真を整理しながら、見て、初めて思ったのですが、なんと・・・花弁の数が・・・土地によって違うのですね。・・・なぜか、詳しい方は教えて下さい。 立山・白山の「ハクサンイチゲ」はよく見ると「6枚」が多く・・・後立連峰の山は「7枚」・・・写真は1枚しかありませんが・・・・・、月山の「ハクサンイチゲ」はなんと「8枚」の花弁がありました。 立山・剣岳の一帯では、6月から8月にかけて全域で見られます。 雪解けのまず一番最初・・・・残雪のびっしり残る6月でも、日当たりのよい斜面では必ず見られます・・・・春の訪れを感じさせる「ハクサンイチゲ」ですが、「夏」ようやく雪解けが終わった場所では、なんと8月、9月までその姿を見ることができます。 1年を通して、登山者にさわやかさをプレゼントしてくれる花・・・それが「ハクサンイチゲ」です。 |