★仙人池物語・初の「雲切新道」を行く 
    その3 「雷鳥沢ー剣御前小屋」
              

◆ いよいよ本日1回目の山場「剣御前小屋」への登りになります。
  大変すばらしい天気で、半袖ででも充分なくらいの気候だったので、意外と疲れも感じませんでした。
  前半はペースを抑えながら、後半はピッチを上げて行きました。
  アクエリアスなどのペットボトル・スタミナドリンクをしっかり準備をしていたので、次第に調子があがってきました。
でも油断は禁物です。  
 トラブルが発生してしまいました。・・・・な、なんと、左の靴の底がはがれてしまったのです。
  最後の登りは、パタパタしながら、ようやく峠にたどり着きました。
  剣御前小屋の従業員に、ボンドかガムテープを借りようとしたところ、この靴だと仙人池まではとても無理だと
 言われてしまいました。・・・(帰った方がいいよ!・・・ショックです。)
  どうしても、行きたいのだと言って、ボンドを借り、たっぷりつけ、臨時補修し、仙人池へ向けて出発することに
 しました。 左の靴を修理していると、さらに、もう一方の右の靴も壊れている。
  ・・・・最悪の事態だ・・・笑い事ではない。
  聞くところによると、最近の靴はこのような事が多くなってきたそうです。
  久しぶりの山行だったので、点検をしっかりして来なかったことを悔やみました。
  この時点で、「雲切新道」への挑戦はあきらめざるを得ませんでした。
・・・残念です。せめて、仙人池ヒュッテか「真砂沢小屋」までと気持ちを切り替えて、靴の修理に専念しました。
  しばらくし、なんとかしっかり補修できたので、まずは、剣沢小屋を目指すことにしました。
  場合によっては、真砂沢小屋でも補修を繰り返し、仙人池まで行こうと決心しました。
  数年前にも、靴底が剥がれて、針金で補修をし、黒部ダムから欅平まで1日で走破した経験があります。
 しかし、今回はかかと側なので大変やっかいです。・・・・・・
 
右は真砂岳方面です ここで分かれます ここが登り口です
今年の紅葉は本当に遅い・・ ナナカマドの実も少ない ぼちぼち下山者に出会います
今日は本当に天気に恵まれました ゆっくりとペースを守って登ります
大日岳の紅葉もまだです 室堂の全景です
剣御前まで後15分