★仙人池物語・初の「雲切新道」を行く
その11 「阿曽原温泉ー欅平」
◆ 阿曽原小屋では、管理人の佐々木さんの「雲切新道」のコースづくりの苦労話をたっぷり聞かせていただきました。 コースの調査になんと3年以上もかかったそうです。 何もない自然の尾根にコースをつくることになるので、難工事です。 佐々木さんは当然ながら、仙人の湯まで1時間で登ってしまう元気なスタッフの協力で毎日 少しずつ作業を繰り返し、ようやく開通に結びついたと言うことでした。 ・・・・このコース開通に協力されたスタッフの皆さん、本当にご苦労様でした。 いよいよ、雨の中、欅平を目指して、、水平道を出発しました。 阿曽原小屋でインスタントラーメンの軽い昼食を摂ったので、元気一杯です。 数年間、運動してこなかったのがうそのように、パワーがよみがえりました。 アクエリアスのペットボトルを5本、栄養ドリンクを4本、行動食の「干しぶどう」「甘納豆」「ミニドーナッツ」など完全な形でスタートできたので、欅平まで3時間半から4時間の目標で時間設定をしました。 最初の登りも絶好調です。 ・・・途中の、巻き道が登りだったので、少し疲れを感じました。 大太鼓あたりから、雨のためか、寒さを感じて、ペースダウンしてしまい、目標タイムを4時間に変更せざるを得ませんでした。 最後の目標の送電線の鉄塔が見えててからは本当に遠く感じました。 欅平上部からの尾根(根が張った下りの道)が非常に歩きにくく、さすがにマイってしまいました。最後の下りは、勢いあるのみ。・・・・ 欅平へついてから着替えの最中に右足に軽い痙攣が来てしまいました。 ※第2のトラブルが発生、なんと入っているはずの「新しいタオル」「ホッカイロ」「靴下」などが入ったバックがありません? この状態では寒さを防げず、風が強くあたる普通車のトロッコが大変心配です。 ・・・急いで、酒を買いに売店へ、ちょうど「インスタントの熱燗セット」があったので3本購入しました。この3本の酒のおかげで、快適にトロッコに乗ることができました。 以前、エネルギーを消耗したあとにトロッコに乗ったので、凍えそうになった経験があります。 皆さん、雨の日は、エネルギーの消耗が激しいので、欅平についてから、トロッコに乗ったときの準備を充分考えておきましょう。! |
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