続「北アルプスウルトラ縦走記」

★ 挑戦的日帰り縦走記 NO.9

 以前は、毎年の恒例行事であった仙人池ヒュッテへの山行きですが、今回は、一気に早月尾根から、長次郎の雪渓を下り、剣沢雪渓を通って、仙人池ヒュッテへ行く縦走を試みました。
やや難易度が高く、技術的にも、体力的にもハードなコースですが、それぞれのルートは過去に経験があるで、大丈夫だと自信を持って決行しました。長次郎雪渓なので、今日は、アイゼンとピッケルのフル装備です。
やはり、問題は、天候と時間です。秋は、日没が早いので、まずは無理、夏がよさそうです。
雨の後の雪渓は滑りやすいので、要注意です。天候がよいのが何よりです。
結局、夏の、日没の最も長い日を選びました。
車は、馬場島の駐車場に置き、1泊2日の工程の次の日にマウンテンバイクで取りに行きます。
仙人池から欅平までは、大学時代から10数年間、春・夏・秋とシーズンと通して通っていますので、2日からは簡単なレポートとします。
そのために、今回は、1日目を中心として、日帰り縦走記として取り上げました。
余談ながら、春は6月、小屋の荷上げ前、秋は小屋閉まいをし、一緒に帰った時もあります。
以前は、かなり長い期間、「仙人池ヒュッテのホームページ」を運営もしていました。
通称「おばちゃん」とは、大変、仲良くしてもらっています。
今は、おばちゃんの孫が小屋を仕切っています。
息子の慎一郎くんは、現在も称名滝の「レストハウス称名」をやっています。

 
 
仙人池ヒュッテの夕食はおいしい。 仙人池は絶好の撮影ポイントです。  今日は、頂上にガスがかかりました。
 
いつ来ても楽しい仙人池ヒュッテ 何日滞在しても飽きません。 宿泊者には、10日間以上も長期滞在する人もいます。
 
別山・立山三山方面です。  朝の写真は、もっときれいです。
 
早朝に、出発しました。 雪渓は、充分注意が必要です。  通れない雪渓は巻道を行く。
 
仙人の湯で記念写真 ここに「ヒカリゴケ」があります。  もうここまで来ました。
 
阿曽原温泉。ラーメンを食べた。 このような滝がいくつかあります。  
 
 標準行程表〔山と渓谷・山の便利帳より〕
 

 馬場島 ー 6:30 ー 早月小屋 ー 3.20 ― 剣岳頂上 ー 2:30 ― 真砂沢ロッジ ー 1:30 − 二股 
  −2:40 − 仙人池ヒュッテ (泊)
 仙人池ヒュッテ − 1:30 − 仙人温泉  ー 1:50 ー 阿曽原温泉 − 4:00  −欅平 − (トロッコ)
 − 宇奈月温泉 − (電車)  − 滑川 −自宅

★早月尾根から長次郎の雪渓を下り仙人池へ行く   その2