続「北アルプスウルトラ縦走記」

★ 挑戦的日帰り縦走記 NO.6

 ◆この計画は、以前から考えていましたが、実行は、なかなか困難がありました。
@出発地点と、到着地点が異なるので、自家用車での、日帰り登山は無理だったのです。
A以前に紹介した「ウルトラ縦走記 西穂岳ー剣岳編」の頃には、馬場島へは、定期バスが2便あったので、もしかすると可能だったかもしれませんが、伊折部落にも人が住まなくなり、バス路線が廃止されました。
 やや、邪道ではありますが、前日に、称名平の駐車場にマウンテンバイクを置きました。
 さらに、自家用車を立山駅の駐車場に置いて、後は電車で自宅へ帰りました。
 ・・・なぜ、マウンテンバイクを称名平に置くかというと。
 決行の日が秋であり、日没が早く、さらに称名滝付近は、「つるべ落とし」のように、すぐに暗くなります。
 そのため、夕方になれば、観光地であるために、早めに称名道路のゲートが閉まり、通行できません。
 このような秋の縦走は、いろんなことが壁になることがあり、時間と体力の勝負となります・。
 馬場島への定期バスが廃止路線となったので、足がなく、今回は、息子に、馬場島まで送ってもらいました。
 自分の登山史上、最初で最後の人に頼った日帰り登山でした。
 
     
 立山三山がくっきり見えます  ついに別山ルートの合流地点へ  一気に視界が開けました
     
 頂上より長次郎の頭です。  剣岳の岩場・八ツ峰です。  源次郎尾根・ここはザイルが必要です。
     
 早月尾根と違い、頂上は満杯  達成感で溢れています。  別山ルートを下ります。
     
 鎖場・カニのタテバイ  やや緊張感のある尾根伝いです。  これから登る人です。
     
 剣岳の難関・カニのタテバイです。  八つ峰の勇姿が見えます。  剣岳本峰がりりしく見えます。
     
 一服剣・軍隊剣ともいわれています。  綺麗なナナカマドです。  剱山壮です。
     
 一気に雷鳥沢へ下りました。  紅葉を見るために寄り道しました。  チングルマも紅葉です。
     
 雷鳥沢のキャンプ場です。  実に綺麗です。  水分が多く、みずみずしい色です。
     
 また、登りになります。  ニューフサジとロッジ立山連峰 このルートは紅葉が楽しみです。
     
 室堂平。雷鳥沢が一望できます。  この紅葉見るために、遠回りしました。  見事な色合いです。
     
 室堂乗越に着きました。  ここから、剣岳が顔を出します。  残念ながら立山にガスがかかりました。
 
 標準行程表〔山と渓谷・山の便利帳より〕
 
 自宅 − 馬場島 ー (6:30) ー 早月小屋 ー (3:30) ― 剣岳頂上 ー (3:20)
 − 剣御前小舎  ー (1:10) − 雷鳥沢  ー (0:50) ー 室堂堂乗越 − (3:40)
 ー 大日岳  ー (1:40) − 大日平山荘  ー (1:55) ー 称名平 ー 自宅

★馬場島から剣岳頂上ー剣御前小舎ー大日岳ー称名平へ日帰り縦走  
     その2  「剣岳頂上から剣御前小舎ー雷鳥沢」